足元で何かが動いた。
反射的にみてもなんだか解らない。
顔を近づける。
草むらの中からそいつは飛び出してきた。
私はそいつより遥かに巨大な体躯をしているのに
小さなそいつの精一杯の勇気にビビっていた。
正体がわかると私はそいつと記念写真を撮った。