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2013年6月25日 (火)

The Last of Us レビュー

※ネタバレ含む。
































全クリした。

アンチャーテッドはやった事が無かったし、ヘビーレインも未プレイの俺だった。
映画の進行をゲームプレイしてる感覚と
荒廃した世界を生き抜くサバイバル要素が絶妙にマッチしたゲーム
だった。

第1章:夏

マンションの中の胞子部屋で初対面した人間モドキ。
拳銃の弾が少なすぎてピンチかと思いきや
意外と殴るのが得意だったジョエルなのであった。

クリッカーとか言うキノコ人間はただただ恐怖だった。
まず近接即死。バイオ5のリッパーである。
映画:RECの序盤のように頚動脈をズルリと噛み付き引きずり出される。
眼が全く見えないのですぐ傍を物音立てずに通過する必要があった。

目的地の議事堂に着くと案の定、テスが死んだ。
ゾンビ映画にありがちな噛まれてからの人間のままで死ぬ&先にいけエンド。

テンプレのようだけど王道だからこそ皆に愛されるべき演出なのではなかろうか。
ギクシャクしていたジョエルとエリーも向き合わざるを得なくなる。
中間役のテスが死んでますます戦闘も厳しくなる。

偏屈おじさんのビルもこの頃出会う。
ジョエルがくたびれたおっさんなら
ビルはサバイバル生活を満喫してるおっさんだと思った。

高校の中はもう最悪の一言。
クリッカーは外にもいるし、目の見えるランナーとセットだしもう大変

あからさまに広い体育館でブローターと言う巨漢キノコマジニが現れる。
もしもの時にストックしておいた火炎瓶×2個と近距離ショットガンが効いた。
クリッカー同様近接で即死なのだがクリッカーよりは怖くない。

ヘンリーとサムが第1章の終盤で加わるが物凄い迷惑だった。
特に地下下水道でのサムの役立たずっぷりは異常。
火炎瓶で一番先に狙いたかったのはこいつ。
ビビってるならレンガの1個くらいクリッカーに投げてくれよ。

エリーがついに重火器の使用を解禁するのもこの直前あたり(だったっけ?)
頼もしいけど要所でしか役に立たない気がする。

噛まれたサムが殺意の波動に目覚めてしまい
ヘンリーが反射的に撃ち殺し、罪悪感で直後に自殺。
ジョエルを見捨てた時の罪悪感は無かったくせに・・・!

楽しい朝飯が台無しだ!
あと味が最悪のまま長い長い第1章が終わる。

第2章:
東ナントカ大学を目指す。

途中、ジョエルの弟:トニーの村を発見
電気も通るし良いこと尽くめなのだがハンターが襲来し、
ドサクサにエリーが反抗期をこじらせる。

ここらへんから本格的にハンターと言う人間の敵が増える。
銃を使い正確に射撃してくるのでウザいことこの上ない。

こっちは弾数が少ないと言うのに。
鉄パイプ持った敵は物凄く厄介で被ダメージ前提で殴る。

ジョエル「トニーと居た方が安全なんだ!」
エリー「大事な人は皆死んだ!あんた以外はね!」

うーんこのすれ違い。
しかしこの頃は若干まだジョエルの方は温度が低い気がした・・・が、
大学を二人で目指す事にする。
馬を貰って大学に行くと思いのほかキノコ人間’sは少なかった。

研究室を目指してたが無人だとしり、
手がかりは西の病院に移る。

大学を後にしようとしたところでハンターに出くわし
ジョエルは高所から落下し、腹を鉄筋でつらぬいて大怪我を負ってしまう。

第3章:

雪が降り積もる頃
ジョエルは倒れ、エリーはたくましくウサギや鹿を狩って生きていた。
食い物を探してるうちにとあるハンターに出くわすが、
窮地に陥る所を協力して生き延びた。

ここがね・・・。
全編通して一番キツかったかもしれない。

・体力低い
・弾数制限
・現地調達で爆弾や火炎瓶を作成
・回復薬不足

この条件で
ランナーを10数匹
クリッカーを5~6数匹
ブローターを2匹

を相手に大立ち回りをしなきゃいけない。

廊下に爆弾を定期的に設置してトラップにし、
天井からくるブローター連中は部屋をぐるぐる回って固まった所に火炎瓶で対処した。

鹿肉とペニシリンを交換しジョエルに投与したのも束の間
友情が芽生え始めたと思ったら今まで倒してきたハンター一味だった事が発覚

デビット「これは運命なんだ」

仲間意識だけは強かったハンターが積年の恨みを晴らすべく襲来
結局捕まってしまうエリーだったが
デビットは何気に良くしてくれそうな雰囲気だった・・・・が!

丁度その頃
ジョエルが目覚めてハンターをボコボコにして事情を聞くと

ハンター「女の子ならデビットのペットになってる」

このセリフでジョエルと俺はブチ切れた。

         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      ~〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    ど ロ こ
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)   も リ の
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ  め コ
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < ! ン
     l::::::::::::::::::::::く(   r,J三;ヾ   )> く,
 ~v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= }  ,=ニ `/l/!/⌒Y
     l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


エリーは逃げた。
ロリコンのデビットは追う。

猛吹雪の中、大人相手にナイフで無双するエリー

ファミレスでついにデビットと対峙し決着をつける

エリーはナイフしか持っていない。

床に割れた皿が散らばってるのでそれを踏まずに近づければOK。
踏むとパリパリ音がしてバレる。
ビンは使わなくてもいけた。

3回ほど切り付けたらイベント。
ここまでくるともうデビットはロリコン野郎ではなく、残忍なハンターの1人になる。

ジョエルが駆けつけたが、結局エリーがトドメを差していた。

ジョエル「ああ、かわいそうに・・!」

狂乱するエリーを抱き寄せて言い放つこの一言が
ジョエルのエリーに対し芽生えていた父性愛の象徴のように聴こえた

この頃になるとおっさんと少女ではなく父と娘のような構図になるよね。

第4章:

やっと春になる。
ファイヤフライのいる病院はもうすぐで、旅の終わりが近い。

1年近く旅をしてきた二人には親子のような絆が芽生えている。
旅の終わり=別離なので内心ちょいブルーになる二人なのであった。

めずらしくジョエルから中断するかの選択を投げかけたが
エリーはそれでも使命を果たす気だった。

野生化したキリンさんをみてはしゃぐ二人。
プレイヤーの俺はキノコライオンでも出るんじゃなかろうかと内心ヒヤヒヤ

終盤の佳境の山場なのか、
ブローターとクリッカーとランナーがセットで群生するトンネルがあった。

1回目の群れは回避したものの運悪く2回目の群れに見つかってしまった。
例の如く火炎瓶で事なきを得たが、物資の消費が激しい

雪解け水の激流のなか、病院を目指していたがついにアクシデントが起こる。
泳げないエリーを救った直後、ファイヤフライに捕まってしまう。

最終章:誓い

病院で目を覚ましたジョエルはマーリーンと久し振りに出会う。
エリーの無事を聴いて安堵したかと思いきや
脳を摘出しないとワクチンの開発・研究が出来ないとかホザく。

ジョエル激怒
俺も激怒

ファイヤフライの連中を捌きながら手術室を目指す。
物凄い数の武装した連中がいる。猟銃のHSもたまにヘルメットで防がれる(?)

必殺のレンガ惹き付け火炎瓶や近距離パワー強化武器で殴りつつ目指す。

エリーを救出し
マーリーンに説得され



マーリーンを撃ち殺し



エリーに研究の中止を伝えて



エリーに今話したことは真実だと誓って



トニーの村に帰った。



ラストオブアス完結!


=総評=

購入した当初は凡ゲーだと思ってた
ペロと一緒に凡ゲーオブザイヤーとか言ってた。

グラフィックも綺麗で登場人物の表情も豊か。
PS3では最高峰になるのではないか。
俺はレヴィさんほどのグラ厨ではないのでそこら辺は省略する。

なによりもシナリオが良かった。
目的地に着くまでのドラマの数々。
登場人物の衝突や助け合い、会話、やり取りもきめ細かくて楽しい。
楽しいんだけどやはり周囲は緊張する。そのバランス。

エリーに口笛吹くなよ~バレるだろ!と思ったけど
そんなバレそうな場所で吹くような事は無かった。
あの子は賢い子です。

システムも敵の配置のバランスも絶妙で
適度な緊張感と
心地良いストレスと
難易度のバランスも含めて

素晴らしい情緒にあふれる神ゲーだった。

間違いなく心に残る名作だと思う。

 

☆マルチプレイについて

真面目にレビューしてるからこそ言うセリフだが
マルチ関係は寿命が短いだろうなと今から察しがつく。

あらゆる面でボリュームが足りないし
無駄にこもる仕様なので時間も掛かる。
プレイ時間に楽しさが追いついてない状態だ。

かくれんぼ系とか待ち伏せが好きな無駄に時間の延ばすクズプレイヤーには
合うかもしれないけど俺にはちょっとなぁ・・・。

俺は猟銃を使ってた。
突撃するペロを援護してマーキングしたり
スコープで頭をHSするのは中々に快感だった。

しかし如何せん物足りない。
対戦人数もステルス要素もイマイチ普段遊んでるマルチの感覚と違う。
よく言えば新鮮、悪く言えば味気ない。
緊張感もフレンドで固まってるしヘッタクレも無い。

じゃあソロでやれば良いじゃんとか思うかもしれないが
このマルチの戦闘の仕様上、多分野良では勝利しにくいと思われる。

キャンペーンが神過ぎてマルチ要らなかったんじゃね?と思うくらいである。
この程度のマルチが面白いと思うのは多分ライトゲーマーくらいかな~と思う。
いや、かと言って俺がヘビーゲーマーだと言いたいわけじゃないんだけど。

正直に言うとマルチはつまんない。

普段BFとかでドンパチやってたし、
戦争と抗争は規模が違うのはわかってるつもりなんだけど。

実際問題、俺とペロは1日やってたらマルチは飽きた。
本当にあくまでオマケ程度のマルチなんだな~と実感した。


☆魅力的な感染者と、ただただムカつく生存者。

敵の種類が結局4種類だけだった。

・ランナー
・クリッカー
・ブローター
・人間(ハンター&ファイヤフライ)

ボーナスコンテンツでコンセプトアートを見てみると
人間が二人くっ付いたようなキノコ人間もいるし
バイオのハンターみたいな兇悪そうなヤツもいた。

いや、このままでよかったんじゃないかな。
一番恐怖したのはやっぱりクリッカーである。
キチキチカリカリ鳴きながら徘徊する不気味さと
未強化で触れたら即死という恐怖
ナイフがないと安心できない緊張感
襲い掛かってくる時のデンプシーロールみたいな銃弾を回避する不規則な動き

全てが怖かった。実際問題こいつに20回は頚動脈引きずり出されたし

そして一番イヤだった場所はカードキーを捜しに行く場所
胞子で周りが粉だらけ&暗い&クリッカー&ランナー&ブローターのフルコンボ。

ハンターとかファイヤフライは普通にウザい。以上。

 

☆総括

このゲームは今が旬と言うような流行モノではないのかもしれない。
いつやっても面白くプレイできそう。
こういうのが神ゲーの条件なんじゃなかろうか。
MGRもいつやっても面白いアクションだし。

最後にもう一度言うが、大満足の神ゲーだった。
今年のTOP3に入る名作でした。

さぁ!今週はガンダムブレイカーが出るぞ!

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