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2008年5月31日 (土)

ヴィレッジ

金曜ロードショーで観た。

言葉では言い表せない複雑な気持ちになった。

深い森に覆われた村で、
どう見ても中世時代の生活をしている連中がいて、
森には恐ろしい魔物がいるという。

最初はスティーブン・キングの「IT」みたいなゴシックホラーだと思った。

やがて森に入ることになるんだけど・・・

ネタバレ:

主人公の眼が見えないアイビーと無口なルシアス。
コイツらは森で生まれ、森で育ったので文明なんて知りません。
ある日、アイビーとルシアスが結婚することになった時、
嫉妬したアイビーの弟のノア(身障)がルシアスを刺してしまう。
アイビーは森を出て町に行き、傷につける薬を求めにいく。

アイビーの親父・ルシアスの母親・その他の住民。
長老と呼ばれる人たちは皆、元々は町に住んでいた人たち。
要するに時代背景はれっきとした「現代」だったわけで。

昔、家族を殺されたり失ったりしてカウンセラーにいる人達がいた。
それがアイビーの親父達です。
現代社会は怖いから森の中に新しい自分達だけの村を作って暮らそう。
という提案をアイビーの親父が出した描写があります。
アイビーの親父は金持ちだったので森を保護区に指定して
自分達の村を作った。
役人に金を支払って森上空をヘリで飛ばないようにとも根回しをした。

そんなモン一人でやれよ

と思ったのはBOBだけじゃないはず。何このかくれんぼオナニー。

とかく、心に深い傷を負った他の連中もさぞかし取り込み易かったでしょう。
ある意味、アイビーの親父が首謀者で、長老を含めた他の連中は被害者。

ヒッピーとかに近い感じがします。

むしろ文明の利器や便利さを捨ててまで哀しい思いをした連中が
いつまでも傷の舐め合いをしている「心の弱さ」に心底怒りを覚えた。

アイビーが森を出て街に行くと決心した時に、
親父は「愛」だの「勇気」だのドラクエのホイミより使えない言葉を並べるだけ。
最後にすがるのも文明じゃなくただの「言葉」。

車、テレビ、電子レンジ、ゲーム、そして薬さえないような退行し、隔絶された村。
何が楽しくてこんな生活を望んだのだろうか?
何が哀しくてこんな生活を望んだのだろうか?

途中、アイビーは眼が見えないばかりに、
森まで姉を追いかけてきた弟のノア(身障)
しかし、ノアだと気付かずに「森の化け物」だと思い込んで殺してしまう。
ここが一番怖いところなんじゃないかと思った。

しかし住民の薄さは否めない。

家族が~で死んだ。弟が~妹が~姉が~兄が~親父が~とか。
忘れてしまいたい過去を大切に箱の中に保管しているところもいちいち中途半端。
あの赤い化け物が作り物だったとしても森の怖さっていうものは伝わったが。

化け物なんかいないのに心底震えてすくみ上ってる村の若者に
まるでホームレスを見るかのような感情が湧きあがったのも俺だけじゃないはず。

そして最後。

「今戻ったわ、ルシアス。」

・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
次週、風の谷のナウシカ~
・・・・。

って終わりかい!!!

結局アイビー達は何も文明を知らないまま、ヴィレッジに留まるのでした。
これってルシアスが生きてれば森から出る魂胆は出てくるよね。

この停滞する終わり方ってどうなの?
ハッピーエンドかバッドエンドにして欲しい。

でもクセになりそうだ。

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