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2007年1月29日 (月)

゙IT゙ イット

昨日007ムーンレイカーがつまらないので母親と見た。
母ちゃんは大層気に入って面白かったと絶賛していた。

モダン・ホラーといえばある程度詳しい人なら即答するであろう

「スティーブン・キング」。

有名な映画でスタンドバイミーなんかスティーブン・キング著です。

BOBが高校の夏休みの頃、
毎日まめおやブラウんと遊びまくってた頃、
夜に電話がかかってきて

ブラウん「面白い映画が今から始まるぞ。BS見てみろ。イットな。」

なんて言うもんだからTVつけてみたら

ギャァァーーーーーーーーーーーン

 

I T

なんてオドロオドロしい音楽と共にタイトルコールしてました。
お?ホラーか?なんて思っていたら、

当時、ホラーだと思っていたのは13日の金曜日みたいな殺人鬼系。

夢と現実が混ざったような妙にリアルな恐怖は初めて体験した。

==ストーリー==

田舎町で子供だけの失踪事件や殺人事件がおきる。
主人公ビル少年の弟ジョージーも殺されて持病のどもりが酷くなる。。

転校してきた太っちょ少年ベンと知り合い、友達が増える。
貧しい少女ベヴァリー
喘息持ち少年エディー
おしゃべりなリッチー
ユダヤ人のスタン
町の歴史に興味がある黒人のマイク

不良グループを友情で撃退したことをきっかけに
7人で「弱虫クラブ」を結成する。

少年達はそれぞれ、ペニーワイズというピエロに遭遇していました。

まずね、そのピエロが出てくるんですが、
Photo_25  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コイツ最恐。

 


いや、最凶。

この世のどんなキャラクターよりも凶悪で、恐い。
BOBの中の恐怖の象徴はコイツ。ペニーワイズです。

ITの恐怖は全てペニーワイズである。と断言できる。

他に怪物や心霊現象みたいな事が起きるわけでもない。
恐怖=ペニーワイズの一貫性は恐ろしい。

ふわふわ浮かぶんだ。風船のようにな。とか。

愉快なサーカスの音楽に合わせて無力な子供を連れ去り食い殺す。
恐怖に陥れる様々な方法は一つ一つが恐くて震え上がった。

ビルは弟を殺され、ITに復讐を誓います。
弱虫クラブは世界一の勇気を持ってITの住処の下水道に向かいます。

やがてITを撃退し、7人はもう一度ITが現れたら
7人全員集ろうと言う約束をしました。

-----------------前半終了------------------

この物語の素晴らしいところは友情の描写が素晴らしいところ。

友情の美しさ、青臭さ、尊さを素直に感じた。

BOBは昔っから30人31脚とかで
小学生が泣くのを見るのが大嫌いな奴だったのに。

みんなで力を合わせる。とか、団結とか
この世で一番信用できない俺的禁止ワードだったのに。

爽やかで強い絆を感じさせてくれた。

後半はやがて大人になったビルたちを
町に残ったマイクが「IT(あいつが帰ってきた」
と電話で呼びかけるところから始まります。

大人になった少年達は痛みを恐れ、逃げようとしますが
ビルは今後一生怯えるのは嫌だと言い、
少年時代のようにまた皆と共に立ち向かいます。

前半=ファンタジー+ホラーだったのに対し、
後半=SF+ホラーみたいになってます。

最後、ITの正体がSFよろしくな姿なのですが、説明不足。
調べてみると原作(本)のほうで
全員が一斉に想像した恐怖の対象が○○であったため、
ラストのITはあのような姿になったということらしい。

ピエロのまま出てきたほうが恐かったんじゃないだろうか。
とはいえ、そこは当時の映像なのでしょうがない。

原作だと絵が無いしね。

BOBが一番オススメするホラーはITでした。

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